嫌いな上司 VS 嫌いな部下

人間関係

どの時代にも必ず出てくる避けて通れぬ話題

どの時代でも、嫌いな上司、嫌いな部下の話題は必ず出てくる問題で、

改めてゆっくり立ち止まって考えてみようか。

昔は若い世代が苦痛を味わう場合が多かったと感じるけれど、

最近はミドル、シニアの上司に当たる世代の苦痛方が多いんじゃないかな。

こんな上司は嫌だ

  • 失敗を部下のせいにする
  • パワハラまがいの行為をする
  • 無責任・頼りがいがない
  • 不公平・人によって態度を変える
  • 言ってることがあいまい、異なることが多い
  • 褒めない、いつも怒ってばかり
  • 管理調整が下手
  • 自分の間違いを認めない
  • 部下の手柄を横取りする
  • 細かい、どうでもいいことにこだわる

こんな部下は嫌だ

  • 言い訳ばかりする
  • 責任感がない
  • 遅刻・欠勤が多い
  • やる気がない、楽しそうじゃない
  • 何度も同じミスをする
  • あいさつをしない
  • 指示をしないと動けない
  • 自信過剰・謙虚さがない
  • 他人の意見を聞かない
  • ホウレンソウができない

時代が変わってもあまり内容は変わっていない

時代が変わっても嫌な上司、嫌な部下に対する項目はあまり変わってないな。

多くは世代間ギャップによることが原因だったりもするんだろうけど、

実は、人として好きか嫌いかが大きな要因なんだろうと感じる。

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」って言葉の通り、

嫌いな人間が正しい事言ったって、なんか気に入らないし、

好きな人が間違っていても、どうしたのかなぐらいで受け入れられる。

好き嫌いに世代間ギャップが混ざって相容れないものになっている感じがする。

コロナ禍で意識が変化している?

コロナ禍でこの意識が変わっただろうか。

これだけ時代が進んでも、内容が変わってないのを見れば根本は変わってないと思う。

根本は変わっていないけれども、リーモートで必要以上の接触を避けられて、

また、嫌だった社内接待(社内会合)にも参加しなくていい状況。

こんな時代にちょっとだけプラスな出来事があったとすれば、

嫌なことから避けられる状況ぐらいかな。

でも、コロナが落ち着いてきたとき、逆にこの内容が加速するんじゃないか。

嫌な部分がもっと増幅していくんじゃないかな。恐ろしい。

嫌だと感じる項目は結果じゃなく入り口

個人的には愚痴を言ったり悪口を言ったり、全部否定はしない。

過去において愚痴や悪口は、そもそも仕事していく上のモチベーションを

あげることになるのでどんどん言えばと考えていた。

ただ、そこに自分なりのルールを持った上で。

相手の事を否定してもいいから、自分だったらどうするかをセットで考える。

悪口は陰で言わず直接言う。

これだけは守った上でだったらいいと考えていた。

本当にできたかどうかは大目に見て。

だから嫌なものは嫌だと思ったり言ったりすることは、全然いいのだけれど、

これは、問題の入り口であって、だからどうしたらいいのかどうすべきかを考えていく

きっかけとなることが理想なんだろうな。

こんな上司とこんな部下ばっかり

こんな上司とこんな部下しかいなければ、そんな会社は詰んだなって感じだけれど、

実は、びっくりするほどこんな人たちばっかりなんだよね。

自分が年齢的に、部下から中堅にそして上司にと全てを経験してきて思うのは、

嫌な上司に虐げられた時代は、上司の年代が社会の中心で

若い人間はこき使われ、上に文句なんか言ったらとんでもないことに。

でこの時代上司になれば、

ハラスメントという怪物に押しつぶされないよう気を遣っている。

やっぱり、自分(自分の世代)が一番大変だったと、

ひいき目で見てしまうのは人間の弱い部分なのかも。

次回はもうちょっと細かく分析してみよう。

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