何かの間違いであってほしいと願った1ヶ月間
糖尿病と診断されてからの1ヶ月間、ショックで生きた心地がしなかった。
糖尿病の知識がほとんどなかったので、ネットで調べまくり。
知り合いの病院関係者にも聞きまくり、身近な人には糖尿病の人はおらず聞けなかったけど、ほとんどネガティブな事しか耳に入らず、テンションだだ下がり。
糖尿病は治らないからねー、ってwithコロナにwith糖尿病、笑えない。
いやいや、糖尿病はコロナに弱いし、年齢も併せるとリスクの上昇が半端ない。
さようなら、風呂上がりのアイスクリーム。ラーメンと炒飯。3時のスイーツ。ケーキ、大福、シュークリーム。
大好きな白米おかわり。炭酸飲料とスポーツドリンク。トンカツ、天ぷら、モスバーガーの2個当たり前。
冷静に考えたら、心当たり無いわけでもないな。けどもっと食べてる人いるよね。
仕事のストレスで帯状疱疹になってたし、何かの間違いだったってなればいいのに。
発覚から1ヶ月後の病院検診
「HbA1cの数値下がってるね。」
「前回9.4%だったのが7.4%になったよ、まずは目標7.0%だからもう少しだね。」
病院からもらった糖尿病連携手帳に書いてあったのによると
- 8.0%未満 治療強化が困難な際の目標
- 7.0%未満 合併症予防のための目標
- 6.0%未満 血糖正常化を目指す際の目標
最初の9.4%が以上に高かったので、下がったと言ってもまだ7.4%。
だた、1ヶ月でこれだけ下がったのは珍しいと看護師さんが言ってたし。褒められたからもうちょっと頑張ってみよう。
「でも体重も4kg減ってるようだし、あまり急激な変化は良くないよ。」
確かに、食事療法で糖分を劇的に採らず、炭水化物も白米をはじめとしてほとんど採ってはいない。
何よりショックで食べ物が喉を通らなかったって事が大きな要因だな。
ついでに、高血圧だったのに血圧も下がっていた。よっしゃー!
ちょっとポジティブ、めっちゃネガティブ
HbA1cの数値は下がった、体重も減少し、血圧も下がった。ちょっとポジティブ。
ただ、単純にエネルギーを採ってないから疲れる、フラフラする。
頭の回転が遅い(年のせい?)、甘いもの採ってねえしな。
食事療法も作ってくれている妻には大変申し訳ないのだが、おいしくない。
料理がおいしくないんじゃ無くて物足りない。
いろんな食べ物が頭に浮かぶけど、糖尿病のリスクを勉強してからはその恐怖の方が上回って特に我慢できない事は無いけれど、寂しい限りです。
でもまだ1ヶ月、これから長いお付き合いになっていくんだろうな。